パイプカットの手術方法

パイプカットの術式

パイプカット手術では、精巣にある精子を精嚢に送る精管という管を切除して、します。精嚢に精子が届かなくなるため精液から精子が存在しなくなり、自然妊娠の可能性が完全になくなります。手術では精嚢にこれ以上精子が届かなくなりますが、手術前に精嚢にたまった精子は残るため、術後一定期間は精液に精子が含まれます。そのため、精液検査で精子が確認できなくなるまでは従来の方法での避妊が必要です。
精管は左右の陰嚢に1本ずつの2本があるため、皮膚切開も左右の陰嚢に1ヶ所ずつの2ヶ所に行います。十分な麻酔により手術中に痛みを感じることはほとんどありません。手術は小さな切開から精管を取り出し、膜や血管を丁寧に剥離して精管のみの状態にしてから、切断し、結紮を行い戻し、皮膚縫合します。麻酔を含めた所要時間は約20分と短く、切開範囲も小さいので手術は日帰りで受けることができます。

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