平成31年4月17日、タイトル「男性排尿障害の診断と治療 クリニックでどこまでできる?」三井記念病院で行われた講演会に参加してきました。診療が独りよがりの考えに陥らないようにするために講演会はできるだけ参加するようにしています。
高齢化社会になり排尿障害の患者様は増えています。そして、排尿障害の薬もいろいろ開発されているので、手術をしなくても症状が改善されるようになってきています。
しかし、手術と違って服薬はずっと継続しなければならないので、三井記念病院 泌尿器科外来は大変混雑することになり医師も患者様も疲弊してしまいます。
前立腺癌や前立腺肥大症の手術適応を見誤らなければ、男性排尿障害の診断と治療はクリニックで全てできる!」ので、投薬で経過を見ている男性排尿障害の患者様は地域の医療機関で十分対応できるということです。
昔は、エビデンスレベルの低い薬しかなくて、毎週、前立腺肥大症の手術をしていました。